ローカーボ部 第1回料理教室のご案内

菊池クリニック ローカーボ部

第1回料理教室のご案内

テーマ 糖質制限食 基本をマスター パート1

ご飯ものメニューを低糖質に! 講師:佐々木栄子管理栄養士

糖質制限食とは、主食のご飯(パン、麺類も)を控え、おかずを中心に食べる食事法です。

いきなりご飯を無くせない方、おかずの品数を増やすことが大変で悩んでいる方・・・

基本のシンプルご飯から、味付けご飯まで、ご飯ものメニューを低糖質にアレンジ。

日々の食事からお弁当にも活用できるレシピをご紹介いたします。

さらにサイドメニューとして、サラダやスープも。食後の低糖質スイーツも作ります。

糖質制限食を長期的に継続していくためには、正しい知識と実践力が必要です。

糖質制限食、初心者の方もこの機会に是非ご参加下さい。

 

下記の開催案内事項をご確認の上、必ず事前お申し込みが必要です。

*日時:5月22日(日)10時から (終了解散は14時半ごろを予定 入室は9時半から)

*場所: 古河市地域交流センター(はなももプラザ)調理・創作室

*参加費:2000円(毎回1500円から2000円を予定しています。)

*持参するもの:エプロン 三角巾(バンダナなど)タオル大・小2枚(布巾として使用)

筆記用具

*申し込み先:0280-51-2510 fax0280-57-2521 yabuhcc@hotmail.co.jp

*申し込み締め切り:平成28年5月14日(土)定員20名に達した段階で募集終了します。

*参加対象者:糖尿病、機能性低血糖症、生活習慣病全般の改善、ダイエット希望の方など

糖質制限食に関心をお持ちの方。(親子、ご夫婦、ご家族とのペア参加も可です。)

<注意事項>

★お申し込み後、キャンセルされる場合は申し込み締切日までにご連絡ください。 締切日以降になりますと参加費の半額をキャンセル料金としていただくことになりますので、 予めご了承ください。

★実習室で作ったもの以外の飲食は禁止されています。自宅で作ったパンやお菓子、お料理などの 持ち込みもできませんのでご注意ください。

本日のケトン体

 私もけっこうなスーパー糖質制限を行っているのであるが、夏の前あたりから台湾のマンゴーや福島のモモ、さくらんぼうにブドウなどを頂いた。

 もともと糖質中毒で果物に目がない方であるから、少しずつというか結構食べていた。

 そのせいもあってか、ここ2,3回のケトン体は400μmol程度が多かった。

 しかし今日は、昼食前のケトン体が1100μmolと、久々のよい値が出た。

 この調子で2000μmol前後を目指したいものである。

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月経全症候群

先日生理前にイライラしてしょうがないという20代の女性がみえた。

生理周期的は規則的であるが整理の予定日2週間前から不安定になり、ちょっとしたことで人に当たるという。

むくみや乳房の張る感じはないが、頭痛や肩こりも強く、イライラの程度はかなり強く職場や友人にもあたり、その関係を損ないそうなレベルにまで達しているようだ。

不快な症状は生理の訪れとともに消え去る。

これは月経前症候群と言われる症状で、

身体的症状としては、
下腹部膨満感、下腹痛、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛
関節痛、むくみ、体重増加、脚が重い、にきび、めまい
食欲亢進、便秘あるいは下痢、悪心、動悸、過剰な睡眠欲、不眠

精神的症状としては、
怒りやすい、反感、闘争的、憂鬱、緊張、判断力低下、不決断
無気力、孤独感、疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、集中力低下         気力が続かない、涙もろい、悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう

などの症状がある(ウィキペディアより)

PMS

ホルモン周期の黄体期に症状が現れるので、黄体ホルモンが原因という考え方もあるが、むしろ黄体ホルモンの作用不足や卵胞ホルモンの過剰が原因と考えられている。

このためホルモンのアンバランスを解消するために、婦人科ではホルモン療法なども行われている。

黄体ホルモンが作れれるためには、ビタミンA、ビタミンB3、亜鉛などが必要であるが、ちゃんとして食事を食べていない人も多い。

この女性も、昼はカップ麺で、イライラし時はお菓子ばかり食べているという。

栄養欠乏のみならず、機能性低血糖がある可能性もある。

炭水化物はインスリンを分泌させるために、セロトニンブースターとして働く。
しかしインスリンの過剰により血糖が低下して、その時にストレスホルモンが過剰分泌される。

この方の精神症状も、ストレスホルモンの過剰がかかわっているだろう。

症状を緩和させるためには、まず低糖質で良質な蛋白脂質食を行う必要がある。

欠乏があれば栄養補給も加える。

トリプトファンを脳に運ぶためには、エアロビックな運動を行うとよい。そのことで糖質を食べなくても脳内のセロトニン濃度は高まる。

(セロトニンの前駆体療法としては、トリプトファンや5HTPなどを用いる)

心身安定剤を使うこともあるが、安全のためには加味逍遥散や抑肝散などの漢方薬がよいだろう。

瞑想や呼吸法などのリラクゼーションも併用するとよい。

最近のケトン体動向

ここ数年は蛋白脂質食・糖質制限食を実践している。
なぜなら私は幼少のころからの糖質中毒で、ここ数年は糖尿境界人に近づいたからである。
また機能性低血糖症でもあるので、この食事が一番気分を安定させるからでもある。
たまにケトン体を測ることもある。
先週の水曜日の朝には、久しぶりに一通りの検査をした。

20150718
βヒドロキシ酪酸は1.42mmol程度で、まあまあいい感じである。

その日の午後に簡易測定器で図った値は、1.9mmolである。
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桁はあっているようだから、だいたいの予測には使えそうである。

人間もハイブリッドで、ブドウ糖エンジンとケトン体モーターで動いている。

後はしっかりとギアを入れ替え、ハンドル操作を正しく走行するばかりであるw