サプリメント

1.GABA
2.Lチロシン
3.SAMe
4.オメガ3脂肪酸(魚油)
5.DLフェニルアラニン
6.セントジョンズワート
7.5HTP
8.フォスファチジルセリン
9.フェルラ酸
10.ヒューペリジンA

本日のケトン体

 私もけっこうなスーパー糖質制限を行っているのであるが、夏の前あたりから台湾のマンゴーや福島のモモ、さくらんぼうにブドウなどを頂いた。

 もともと糖質中毒で果物に目がない方であるから、少しずつというか結構食べていた。

 そのせいもあってか、ここ2,3回のケトン体は400μmol程度が多かった。

 しかし今日は、昼食前のケトン体が1100μmolと、久々のよい値が出た。

 この調子で2000μmol前後を目指したいものである。

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不注意型ADDの治療

●中枢神経刺激剤(アデラール、コンサータ、リタリンなど)
●ストラテラ
●刺激作用のある抗うつ剤
●高たんぱく、低炭水化物食
●激しい有酸素運動
●L-チロシン

脳についてのメモ

脳はもっとも複雑な臓器
●1000~2000億の神経細胞がある
●それぞれの神経細胞は他の神経細胞と結合する(シナプス)
●シナプスの数は脳全体で1000,000,000,000,000個
●シナプスの数は宇宙の星の数よりも多い
●消費カロリーの20~30%を使う

脳は複雑で非常に柔らかい
●脳は非常に柔らかくソフトバターや豆腐みたいだ
●頭蓋骨は非常に硬い
●頭蓋骨の内側は隆起した部分がたくさんある。
脳の内側

月経全症候群

先日生理前にイライラしてしょうがないという20代の女性がみえた。

生理周期的は規則的であるが整理の予定日2週間前から不安定になり、ちょっとしたことで人に当たるという。

むくみや乳房の張る感じはないが、頭痛や肩こりも強く、イライラの程度はかなり強く職場や友人にもあたり、その関係を損ないそうなレベルにまで達しているようだ。

不快な症状は生理の訪れとともに消え去る。

これは月経前症候群と言われる症状で、

身体的症状としては、
下腹部膨満感、下腹痛、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛
関節痛、むくみ、体重増加、脚が重い、にきび、めまい
食欲亢進、便秘あるいは下痢、悪心、動悸、過剰な睡眠欲、不眠

精神的症状としては、
怒りやすい、反感、闘争的、憂鬱、緊張、判断力低下、不決断
無気力、孤独感、疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、集中力低下         気力が続かない、涙もろい、悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう

などの症状がある(ウィキペディアより)

PMS

ホルモン周期の黄体期に症状が現れるので、黄体ホルモンが原因という考え方もあるが、むしろ黄体ホルモンの作用不足や卵胞ホルモンの過剰が原因と考えられている。

このためホルモンのアンバランスを解消するために、婦人科ではホルモン療法なども行われている。

黄体ホルモンが作れれるためには、ビタミンA、ビタミンB3、亜鉛などが必要であるが、ちゃんとして食事を食べていない人も多い。

この女性も、昼はカップ麺で、イライラし時はお菓子ばかり食べているという。

栄養欠乏のみならず、機能性低血糖がある可能性もある。

炭水化物はインスリンを分泌させるために、セロトニンブースターとして働く。
しかしインスリンの過剰により血糖が低下して、その時にストレスホルモンが過剰分泌される。

この方の精神症状も、ストレスホルモンの過剰がかかわっているだろう。

症状を緩和させるためには、まず低糖質で良質な蛋白脂質食を行う必要がある。

欠乏があれば栄養補給も加える。

トリプトファンを脳に運ぶためには、エアロビックな運動を行うとよい。そのことで糖質を食べなくても脳内のセロトニン濃度は高まる。

(セロトニンの前駆体療法としては、トリプトファンや5HTPなどを用いる)

心身安定剤を使うこともあるが、安全のためには加味逍遥散や抑肝散などの漢方薬がよいだろう。

瞑想や呼吸法などのリラクゼーションも併用するとよい。

メンタルヘルス交流会に参加

 昨日は埼玉県の川越市に行ってきた。

 埼玉メンタルヘルス交流会なるものがあり、「なるべく薬を使わない治療法」などの講演会があったからだ。

 朝は3キロほどスロージョグをしたためか少々疲れていたが、午後0時15分くらいの電車で出発して1時半ころに目的地に着いた。

 昼飯を食べる時間がなかったので、川越駅のコンビニでチーズやナッツを買って摘まんでから会場に向かった。

 ウェスタ川越はすぐわかった。

 一般の人がたくさん来ていたが、どうやら医師などの専門家も数名は参加していた。

 講演の第1部は地元の病院の精神科医師による講演で、精神・心身医学領域症状の影響因子としての栄養が話題の中心であった。

 この領域に影響を及ぼす因子としては

 1.鉄欠乏
 2.機能性低血糖
 3.甲状腺機能低下症
 4.腸内細菌叢の乱れ
 5.ビタミン欠乏
 6.鉄以外のミネラル欠乏
 7.タンパク質の欠乏
 8.必須脂肪酸の欠乏
 9.慢性炎症

 など多数ある。

 今回は主に鉄欠乏に関する話が多かった。

 病態を明らかにするために、まずは型通りの血液検査を行う。

 そして検査結果をもとに治療方針を立てていく。

 この場合、「食事と体質改善」が基本となる。

 食事としては、「糖質を控える」ことが必須になり、次に欠乏している栄養素

 を補うことを検討する。

 栄養状態の改善と血糖の安定化により、症状がどこまで改善するかをみる。

 そしてもし改善がみられなかったら、次のステップを検討していくのだ。