昨日は埼玉県の川越市に行ってきた。
埼玉メンタルヘルス交流会なるものがあり、「なるべく薬を使わない治療法」などの講演会があったからだ。
朝は3キロほどスロージョグをしたためか少々疲れていたが、午後0時15分くらいの電車で出発して1時半ころに目的地に着いた。
昼飯を食べる時間がなかったので、川越駅のコンビニでチーズやナッツを買って摘まんでから会場に向かった。
ウェスタ川越はすぐわかった。
一般の人がたくさん来ていたが、どうやら医師などの専門家も数名は参加していた。
講演の第1部は地元の病院の精神科医師による講演で、精神・心身医学領域症状の影響因子としての栄養が話題の中心であった。
この領域に影響を及ぼす因子としては
1.鉄欠乏
2.機能性低血糖
3.甲状腺機能低下症
4.腸内細菌叢の乱れ
5.ビタミン欠乏
6.鉄以外のミネラル欠乏
7.タンパク質の欠乏
8.必須脂肪酸の欠乏
9.慢性炎症
など多数ある。
今回は主に鉄欠乏に関する話が多かった。
病態を明らかにするために、まずは型通りの血液検査を行う。
そして検査結果をもとに治療方針を立てていく。
この場合、「食事と体質改善」が基本となる。
食事としては、「糖質を控える」ことが必須になり、次に欠乏している栄養素
を補うことを検討する。
栄養状態の改善と血糖の安定化により、症状がどこまで改善するかをみる。
そしてもし改善がみられなかったら、次のステップを検討していくのだ。