昨日の診療終了間際に、テーブルの角に額をぶつけた子供が来た。
たん瘤ができたのであるが、けっこう血が出て母親が持参したタオルが血だらけである。
ご承知のように、私は血を見るのが嫌いである。
しかし昨日は木曜日で、近隣の外科系の医療機関は休診が多かった。
しょうがないので傷を水洗いすると、たん瘤のてっぺんに小さな裂け目があるが、すでに出血は無いようである。
泣き叫ぶ子供をなだめすかして、サージカルテープで固定する。
サービスで3枚も使用して、さらにハイドロコロイド包帯でカバーした。
実はこの後子供が自分で包帯を剥がしてしまったので、もう一度ハイドロコロイド包帯を張りなおした。
「もう剥がさないでおくれ」と言い聞かせて帰っていただいた。
そして今日再び診察する。
テープを交換してハイドロコロイド包帯を貼り、今日の診察は終了となった。